新しく会社を始めるもしくは新規事業をスタートさせるためには、会社や事業の顔となるロゴマークを考えていくのも1つの手です。会社や事業の顔となるロゴマークが人々に注目されることで、新しく始めたことの宣伝に役立つ可能性があります。
少しでも多くの方に注目されるために、流行を取り入れたロゴマークを作ってみましょう。
流行のロゴマークといわれると、複雑なデザインを考えていく必要があるというイメージを持っている方もいます。しかし複雑すぎるロゴマークは、何を伝えたいのかわからず印象が悪くなってしまう可能性があります。ロゴマークにとって大切なことが、一目見ただけで何を伝えたいのかが伝わるという点です。
また複雑なロゴマークは、小さく印刷すると細部がつぶれて見えにくくなってしまいます。小さくしても見やすく何がいいたいのか伝わるシンプルなロゴマークは、常に流行の最先端にいます。例えばシンプルなリンゴや小鳥のマークだけでも、世界的な企業を代表するロゴマークになるのです。
複雑さが求められるのではないという点を理解して、どのようなものがいいか考えていきましょう。
新しくロゴマークを作るとき、最先端の技術を取り入れていくのも1つの手です。実際に流行している新たなロゴマークのデザインの1つが、3Dの技術を取り入れたものです。従来のロゴマークでも、3Dで立体化するだけで印象を変えることが可能です。
すでにロゴマークを持っている会社であれば、新たな事業では3D化したロゴマークを使っていくこともできます。ロゴマークの3D化では、色使いが2Dのときと印象が異なるという注意点があげられます。デザインを考えていくときには、3Dにしたときに印象が良くなる色使いも含めて検討していくことを忘れないようにしましょう。
ロゴマークというと、文字ではなく図案がメインというイメージを持っている方もいるでしょう。確かに図案だけ、もしくは図案の下に企業名などの文字情報を入れたロゴマークも多く見られます。しかし流行のロゴマークの中には、文字だけで勝負しているものも増えています。
もちろんロゴマークなので、既存のフォントをそのまま使うわけではありません。例えばバラバラのフォントを使って全体のバランスを崩す、文字の一部を欠けさせてデザイン性を持たせるなどの手法が人気を集めています。
文字を使ったロゴマークにもさまざまなデザインができるので、色々試しながら企業に合ったものを考えましょう。
以前のロゴマークの場合、グラデーションにしたくても、印刷する媒体によっては難しい場合もありました。こだわりのグラデーションでも、実際に使うときはキレイに反映されにくいというデメリットが存在していたのです。
しかし技術力の進歩によって、グラデーションのデザインであっても、キレイに印刷ができるようになっています。実際にグラデーションを取り入れたロゴマークは流行の1つです。またグラデーションを取り入れる場合、異なる色合いではなく、同系色を用いることも可能です。
同系色をグラデーションにしていくことで、奥行きや深みのあるロゴマークを作れます。
新たなロゴマークの手法として注目を集めているのが、ホワイトスペースもしくはネガティブスペースと呼ばれるものです。ホワイトスペースとは、ロゴマークの中にある空白のことを指します。ロゴマーク全体に色をつけるのではなく、あえて空白の部分を作ることで、見た人が自由に発想できるようになります。
流行のホワイトスペースですが、空白の部分が大きいと味気ない印象を与えることになります。空白の部分とのバランスを上手に作ることが、流行に乗りつつ見た目の印象が良いロゴマークを作っていくためのポイントの1つです。
ロゴマークはシンプルなデザインのものが多いですが、あえて複雑なデザインを取り入れる場合も見られます。特に幾何学模様は、ほかにはない珍しさから人々に注目されることもあります。ただし幾何学的な模様を取り入れたいときには、素人がデザインすると微妙なロゴマークになる可能性が高いので注意が必要です。
複雑なデザインの場合には、プロのデザイナーに任せて、他社と差をつけるものを作ってもらうのも1つの手です。
最新の流行のロゴマークには、アニメーションの中で動くものもあります。TVCMやSNSに出すための広告なら、ロゴを動かすこともできます。静止画よりも、アニメーションを取り入れたロゴマークは人々の目に留まりやすくなります。
多くの人の目に留まれば、それだけ印象に残りやすいので宣伝効果も高いというメリットが生まれます。紙媒体だけで使うのではなく、TVCMやSNS上などで使われる機会もあるロゴマークだからこそ、使い方に合わせてデザインしていくことも大切です。
ロゴマークは、技術力の進歩などの影響で流行が変わっていくこともあります。しかし流行が変わったとしても、企業を宣伝するための顔になるというロゴマークの本質は変わりません。宣伝のために役立てるためにも、どのようなロゴマークを作っていく必要があるのか考えていくことが大切です。
またより良いロゴマークを考えていくときには、誰に伝えたいのかというターゲット層を確認することも忘れてはいけません。流行に乗っても、ターゲット層に響かないデザインなら宣伝効果が低くなります。宣伝の効果があるデザインを作っていくためにも、誰に何を伝えたいのかという軸の確認が大切です。
新たなロゴマークを考えるとき、流行に乗ることばかりに注目してしまう方もいます。しかしロゴマークは、流行が終わってからも使う可能性があるものです。そのため流行だけに注目すると、時代遅れのデザインになってしまう可能性もあります。
長く使う可能性があるロゴマークを考えるなら、流行を取り入れつつ時代が変わっても長く使えるデザインにすることが大切です。
ロゴマークの流行は、技術力の進歩などの理由で変化を続けています。そのため新たなロゴマークを作るなら、3Dやグラデーション、アニメーションなど新たな技術を取り入れたものを考えていくのも1つの手です。実際にロゴマークを使う場面も、紙媒体からネット媒体に変化している場合もあります。
使う場面やターゲット層を考えて、より良いロゴマークを作っていきましょう。